空即是色認識プロジェクト

「コップ割りマシン」は死を生産するマシン。

まず、コップを選び取りコックをひねってマシンを起動させます。するとコップはマシンの下のコンクリートに叩き付けられると音とともに割れ、その場でポラロイドカメラで写真に撮られます。そして、パネルに貼られることでリアルからイメージへ。実体から記憶へ。失われたモノは別の次元に生まれ変わる。

これは「コップが割れる」という現象を日常のなかの小さな死の単位ととらえ、平和とともに隠され続けてきた死を再認識させるプロジェクトです。